MIKIMOTO(ミキモト)は、2020 年11 月10 日(火)にスタートしたスペシャルサイト「My Pearls, My Style」において、冨永愛さんが出演する新コンテンツを2021 年2 月2 日(火)に公開しました。
この「My Pearls, My Style」は、「パールは、纏う者の内面と個性を鮮やかに映し出す、唯一無二のジュエリーである」ということをテーマに、ミキモトのジュエリーを愛用する著名人や、親しみのある著名人のスペシャルインタビューと撮り下ろしビジュアルを、随時公開しております。今回は、世界を舞台に戦い、そして今もなお挑戦を止めることのないトップモデル・冨永愛さんを起用しました。写真家には、冨永さんもかねてから信頼を寄せている下村一喜さんを起用。冨永さんの個性や魅力、パールを纏ったときに醸し出される誇りや強さを表現した、下村さんならではの撮りおろし作品にご注目ください。インタビューではパールの魅力や思い出を語っていただきました。
世界を舞台に戦い、そして今もなお挑戦を止めることのないトップモデル、冨永愛さん。ミキモトは、そんな彼女の挑戦を後押しする特別な存在でもあったという。「ファッションは魔法」を信条とする彼女が語る、パールへのパッションとは?
―パールが持つ魅力は、どんなものだと思いますか?
今回の撮影でもあらためて感じたことですが、パールはどんなファッションにも、どんな個性にも寄り添ってくれるジュエリー。ドレスはもちろん、シャツにもデニムにも合うし、着物にだって合う。纏うだけで特別な気持ちになれるのは、ほかのジュエリーにはない魅力ですね。
―パールを自分らしくスタイリングするなら、どんなスタイルになるでしょう?
私に大きなインスピレーションを与えてくれたのは、スタイリストの仙波レナさんのパールのつけこなし方でした。ロングネックレスを首にぐるぐると巻いて、ゴールドやターコイズなど、全く違うジュエリーとの重ねづけを楽しんでいらっしゃって。それまでパールに対しては、どこかフォーマルなイメージを持っていたのですが……カジュアルに見せることもできるのだなと、まさに目から鱗が落ちる思いでした。私もさっそく真似をして、チャームがついたペンダントとパールのロングネックレスを無造作に合わせてみたりしました。
パールのネックレスって、日本人ならどの家にも必ず1本はあるような、そんな定番のアイテムでしょう?だからこそ、「とっておき」のときだけにつけるのではなく、もっと普段から日常的に楽しみたい。ネックレスは手首に巻けば、ブレスレットにもなりますしね。そんなふうに、もっとカジュアルに、そしてデイリーにつけこなしていけたらいいなと思います。
―冨永さんにとってのファースト・パールとは?
幼い頃、祖母のパールのネックレスをつけてみたことがあるんです。今でもそのときのときめきを覚えていますね。パールを纏うことで、すごく大人になれたような気持ちになって……。子どもだってパールが似合うんだ、と感じました。ちなみにそのパールは、先日祖母が亡くなったことで母が譲り受けることになり、パールは家族の記憶とともに、そうして代々受け継がれていく宝物でもあるのだなとあらためて思いましたね。
自分自身で選んだ最初のパールはピアスでした。ユニークなバロックパールを見つけて、それをピアスに加工してもらったんです。私は、ちょっと個性的なデザインが好き。ミキモトとコム デ ギャルソンとのコラボレーションで生まれたネックレスもひと目で気に入って、お店にすぐに試着しに行きました。
―ミキモトは、冨永さんにとってどんなブランドですか?
パリで暮らしていた頃、あのヴァンドーム広場にミキモトのブティックがあることがとても誇らしかったんです。日本人のモデルとしてパリで「戦って」いた私は、その凛としたミキモトのブティックの佇まいには何度も勇気づけられました。日本を代表するブランドのお店が、世界の一流ジュエラーだけが集まるヴァンドーム広場にあるということ……ヴァンドームを歩くたび、私も頑張ろうと思ったものです。当時はまだ若かったからブティックの中に入ることは恐れ多くてできなかったけれど、2019 年、ついにそのブティックに足を踏み入れることができて……とても感慨深かったですね。
パリに住んでいるときは、パールを何連も重ねてつけているマダムをよく見かけました。パリの人にとってミキモトのパールは憧れのジュエリーでありながら、日常のおしゃれのアイテムでもある。そんな柔軟な感覚で、私もパールのスタイリングを自分のスタイルとして取り入れていきたいと思っています。
日本を代表するファッションモデル。現在は社会貢献にもその活動の幅を広げ、2019 年には消費者庁の「エシカルライフスタイルSDGs アンバサダー」に就任。雑誌や新聞、ラジオなどさまざまなメディアで、持続可能な開発目標(SDGs)の広報活動を行っている。近著に『冨永愛 美の法則』(ダイヤモンド社)。)
多摩美術大学在学中、21 歳より活動を開始。2001 年、渡仏し半年後にフランス「madame FIGARO」誌と契約。在仏7 年の間、ヨーロッパで活躍。2007 年、帰国後国内外の広告・雑誌などのスチール撮影からCM・MV などの映像ディレクションまで幅広くてがける。各界のセレブリティからの信頼も厚い。著書に『美女の正体』『ウーマン』(集英社)。
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